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早稲田祭と三田祭

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早稲田祭は、今年 ( 1999年 ) も中止になるそうです。

早稲田祭が去年、一昨年と中止になった理由は、実行委員会が一部の組織とつながりを強く持ちすぎていたためと言われています。早稲田祭に補助金を出している大学としてみれば、そのようなつながりと金の流れがあるのは許せなかったのでしょう。

今年は、その問題は解決されたと言われていました。大学側も早稲田祭を今年はやるようにと、実行委員に伝えたそうです。

しかし早稲田祭は、今年も中止になるそうです。なぜなら、早稲田祭を経験した実行委員が、もう現役にいないからです。もう早稲田祭のやり方が分からないのです。規模の大きすぎる早稲田祭を、まったくの新人たちだけで行うのは無理だというのです。


今までわたしは、三田祭が同じように中止になる可能性など考えていませんでした。早稲田祭に対して三田祭は、学校からの補助金を利用していません。キャンパスの提供はあるものの、三田祭は大学からかなり独立しています。だから、早稲田祭のように大学からの援助が得られず、三田祭が中止になることなどありえないと思っていました。

しかし、今年の早稲田祭の中止理由は、三田祭実行委員から見ても他人事ではないと思います。なぜなら、三田祭実行委員も、わたしたちの電力サービスも、人手不足という脅威にさらされているからです。人手不足から、実行委員の足りない学年が生まれます。そして後輩への技術指導が完璧に行われない学年が生まれ、三田祭のやり方が伝わらなくなる可能性があるのです。


一度、途絶えてしまった様々な伝統芸能、行事を復活させることは、とても大変だといいます。一度、途絶えて仕舞った委員会もまた、復活させることは難しいでしょう。

あまりにも大きすぎる三田祭、早稲田祭です。早稲田祭はもう二度と復活できないような気がします。そして三田祭も、一度途絶えたら、二度と復活できないような気がします。


実行委員だけでなく、文化祭に参加するサークルも途絶えてきています。そういう時代なのでしょうか? 寂しいですね。でも、そういう時だからこそ、わたしたちの委員会が、遥か数十年前の先輩とすらつながっているのだと、ちょっと感動します。

また、もし途絶えた文化祭をやり直すとなると、また小さなものから始めないといけないでしょう。もう一度、最初から始めてみるのも、とても魅力的です。


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