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サンクチュアリ

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2002/02/23 珠璃

陸上部に居ながら足の故障で、陸上部をやめた主人公・正登は、悪友・健と共に「秘密パーティ」に顔を出す。そこで正登は煙草と酒と「白い粉」の使い方を教えてもらう・・・。
健には彼女が居て、その子の名前は薔子。正登は薔子と居るとほっとしている自分に気づく。
そんな毎日が続く中、ある日・・・。ここからはネタばれになるので。

以下、感想


2003/11/05 りん☆

サンクチュアリは私が深谷さんの作品の中で一番好きなお話です。
深谷さんの小説はデビューの時の「サカナナ」から全部読みました。なんというか、この人にしか書けない世界観というか、ほんとに素敵で、大好きになりました。
なかでもサンクチュアリは一番のお気に入りです。
私は小説を読むのに平均して2〜3日以上かかるのですが、このサンクチュアリは3時間くらいで読み終わりました。もう、そのときはお話のことしか頭にない状態です。
今の私たち高校生の気持ちを代弁しているというか、学校の先生に読んでほしいくらいです。
主人公が悩み、挫折していく姿はとてもリアリティを感じます。こんなお話を待っていたというか・・・。
深谷さんの作品にはすべてに共感を覚える気がします。
これからも深谷さんの作品が楽しみです。

2003/10/04 匿名

自分自身の陸上の選手生命が絶たれたときに読んだ作品です。
涙が出ました。
親に友人達に大丈夫だよと言うことがつらくて、
友人達の走っている姿を見ることがつらくて、
なんだか堕ちていった気持ちが良く分かるような気がしました。
だから、泣けなかったあの時にやっと泣くことができたのかもしれない。

人は弱くて、脆くて、だからキレイなんだと思えた作品でした。

2002/02/23 珠璃

陸上部に居ながら足の故障で、陸上部をやめた主人公・正登は、悪友・健と共に「秘密パーティ」に顔を出す。そこで正登は煙草と酒と「白い粉」の使い方を教えてもらう・・・。
健には彼女が居て、その子の名前は薔子。正登は薔子と居るとほっとしている自分に気づく。
そんな毎日が続く中、ある日・・・。ここからはネタばれになるので。
私が一番好きなのは、やっぱり薔子です。彼女の言葉、仕草、すべてが好きです。
台詞と言うかモノローグでは、110ページの所がかなり好きです。
私はドラッグとかは、怖いものだと知っているけど、ドラッグにはまっていく正登の心境がなぜか手に取るように解って、最後の所は、久しぶりに、たくさん、泣きました。
主要キャラ達すべてがとても、つらいものを背負っていて、解りすぎるほど解って、とても、悲しかったり感動したりしました。
これからも深谷様には、体を気遣って、頑張って欲しいです。


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